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ひめゆりの歌が聞こえる~女の戦争哀史~ あらすじ 感想

マンガ
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国や家族を守るため我が身を犠牲にして働き戦った女性達の記録「ひめゆりの歌が聞こえる~女の戦争哀史~」を今回ご紹介。昭和20年3月。迫りくる米軍に備え、沖縄師範学校女子部の生徒たちは卒業を待たずに「ひめゆり学徒看護隊」として従軍します。負傷兵の看護にあたる天願十美子は、病院とは名ばかりの壕に入り、兵達がうめき苦しむ悲惨な現実に驚く-。他に終戦直後の満州敦化で起きた日本女性の集団自決、騙されて慰安婦にされた令嬢の見た戦争など、女たちの受難を描く全4編を収録。近代の歴史に興味がある人必見です!

今回は、漫画「ひめゆりの歌が聞こえる~女の戦争哀史~」を紹介。

 

ひめゆりの歌が聞こえる~女の戦争哀史~""

 

●著作:
安武わたる
●1巻 完結

 

 

ひめゆりの歌が聞こえる~女の戦争哀史~

子のため、夫のため、地獄を生きた女たちの戦争史。「ひめゆりの歌が聞こえる」尽忠報国を掲げる軍国少女。非国民と罵られる対照的な少女に出会い、彼女は……。「敦化事件」口減らし同然で夫のもとに嫁いだ美和子。夫とともに満州へ渡るが……。「兵隊女房」<特殊看護婦>に応募した小枝子だったが、その仕事の内容は軍人相手の娼婦、つまり「兵隊女房」だった。「子供のためなら―「ヨイトマケの唄」より」娘のためなら身売りも厭わない母。しかし娘は「パンパンの子」といじめられ続け……。

 

 

ひめゆりの歌が聞こえる~女の戦争哀史~登場人物

天願 十美子(てんがんとみこ)
沖縄師範学校女子部の学生。お国のために尽くそうと「ひめゆり学徒看護隊」に志願します。軍人の娘で、しっかりした性格

 

平良 松子(たいらまつこ)
十美子の下級生で、ユタ(沖縄の占い・霊媒師)の家系出身です。霊感が働き何度も看護隊員を救い、敗戦の予言を口にしてしまうことも。

 

ひめゆりの歌が聞こえる~女の戦争哀史~ ネタバレ

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ここから、ネタバレ・感想など書いていく。

 

 

ネタバレはここから

昭和20年3月、既にサイパン島、硫黄島が玉砕し、いよいよ沖縄本島へのアメリカ軍上陸が目前に迫っていました。前年より看護訓練を受けていた沖縄師範学校女子部の学生たちは、志願により、「ひめゆり学徒看護隊」として動員されることになります。
級長の天願十美子は三つ編みにはちまきを締め、張り切って皆を整列させます。卒業式は中止され、そのまま戦地へ向かう事になりました。そんな時に面会人と話をしている学生が居ます。下級生の平良松子がユタであるというおバァ(祖母)と話をしていました。周囲の学生たちがひそひそと、特高(特別高等警察 国の安定のため当時の思想犯等を厳しく取り締まった)に引っ張られたこともあるユタの家系であると松子のことを噂しています。「あなたたち!ウワサ話は失礼よ」と十美子は毅然として注意し松子に整列を促しますが、内心では人心を惑わし、社会に混乱を招く非国民だと思います。
校長先生の話が終わり、いよいよ出発です。「さよなら学校…私たちはひめゆり学徒看護隊としてお国のために尽くします-」既に戦争は日常のものとなっていましたが、あらためて十美子は心に誓い学校を後にしました。
沖縄守備隊10万弱に対し約50万の兵隊と戦艦1500隻を持つ米軍が、ついに本格的な攻撃を開始します。
点在するガマ(自然洞窟。鍾乳洞)に負傷兵を収容した、名ばかりの病院で十美子達は働きます。度重なる砲撃に負傷兵は続出、軍医に叱咤されながら十美子も必死に治療を補助します。押さえていた足がノコギリで切断され、兵隊の絶叫とともにゴトン、と落ちる。衝撃を受ける間も無く「学生さん」と呼ぶ兵隊の声に駆けつける十美子。ガマの中は熱く、いくら布であおいで換気しても血や膿、長く入浴していない人々の体臭がこもります。十美子は疲れた頭で「訓練ではこんな臭気はなかった…」と思う。それでも、負傷兵に呼ばれて気を取り直し、十美子は世話に向かいます。両手が使えない兵隊の下腹を掻いてやり感謝され、「皇国の兵士の皆さんに尽くすのは当然です」と気丈に答える十美子。激戦に錯乱し、松子を後ろから抱きかかえて自分は大元帥だ、アメリカに鉄槌を下してやる、と騒ぐ兵隊も現れました。もっと華々しい活躍ができると思っていた、と十美子は厳しい現実を痛感します。負傷兵はどんどん増え、24時間交代勤務が36時間になり、休むにも体を横たえる場所もなく、疲労困憊した十美子は食事介助の時、下あごを失い、舌が露出している兵隊を見て気を失ってしまいます。軍医が手当てをしてくれ、それからも学生たちを庇ってくれました。そして松子も不思議な力を発揮して学生たちを救います。
松子は敵の爆撃や砲撃を予知する力があり、水汲みの時、爆撃機が見えないのに伏せるよう十美子に言い、機銃掃射から救ってくれました。「おバァが来た時、かばってくれた恩返しがやっとできた」と微笑む松子。畑に野菜を採りに行く時も松子の号令で砲撃を避けることができました。松子は十美子に、おバァがあの時面会に来たのは松子を止めに来たのだと話します。「でも、私だけ逃げられない」と言う松子に「それって」と十美子が聞き返すと、「ひめゆり部隊は命を落とすとか-日本は負ける-とか?」と松子。思わず十美子は松子を平手打ちし、「非国民」と罵って立ち去ります。
しかし、兵隊の傷口に蛆が湧いているのを見て吐き気を覚え、一人ガマを離れた十美子は、別の兵隊に押し倒され、襲われてしまう-。尽くしてきた皇国の兵士に襲われ拠り所を無くしてゆく十美子。
その後「ひめゆり学徒看護隊」は6月半ばに突然解散命令が出され、多数の死亡者を出します。軍人だけでなく、多くの民間人が犠牲となった沖縄戦。しかし国にとって、この戦闘は本土決戦に備える時間稼ぎのための「捨て石」でした。(「ひめゆりの歌が聞こえる」)
美和子は家が貧しく口減らしのために結婚し、夫に従って満州に渡ってきました。夫洋史は日満パルプ製造敦化工場の社員です。
太平洋戦争末期、満州(現在の中国東北部。当時は日本が占領状態)の敦化(とんか)には日満パルプ製造敦化工場があり、日本人職員とその家族が居住していました。
夫は無口で噂話が嫌い、何を考えているのかわからず時々自分の事を愛しているのかしらと美和子は疑います。敦化では工場長夫人の利代が厳しく取り仕切っていました。そこへ、みすぼらしい身なりの満人(満州人)の男が入って来ます。物乞いと勘違いし、利代が追い払おうとします。しかし「違います」と男は食い下がり、洋史の名前を出す。男は洋史の部下で、仕事の失敗を庇ってもらったお礼をしにきたのでした。「この薄汚いのが日満パルプの工員!?」と侮蔑をあらわにする利代に、洋史は日本人の工賃よりだいぶ少ない賃金だから仕方がないと言い、なおも満人に味方するつもりかと怒る利代に、工場長夫人が社員を敵だと思っているのかと言い返します。いつもは無口な洋史が普段差別を受けている満人を庇い、敢然と言い返すのを見て夫を見直す美和子。しかしこのことで夫婦はいじめにあい、スパイだという噂まで流れて洋史は取り調べを受け、殴られてしまいます。辛い目にあっている美和子を元水商売で日満パルプ社員の後妻に入った、やはり利代に目を付けられている初枝が慰めてくれます。
しかしそんな生活も日本が戦争に負け、大きく変わっていきます。ソ連(ソビエト社会主義共和国連邦 1991年崩壊)軍が来て、日満パルプ工場に進駐します。「ソ連兵が どんどんここに集まってくるよ…?」続々と入ってくる武装したソ連兵を不安げに見つめる美和子達。
男性は別所に連行され、女性は独身寮の各部屋に何人かづつ監禁されてしまいます。そこに数百ものソ連兵が集まってきたのです。彼らは部屋に侵入し、女を襲い始める。利代も初枝も襲われてしまいます。そして美和子は-。
昼夜の別なく繰り返される暴行に女達は自決を思うようになり、同じ部屋に監禁された28人が隠し持っていた青酸カリで集団自決。遺体はどこかへ運び去られ、発覚を恐れて暴行は中止されます。他の女性達は男性が連行された場所へ移動させられ、それからも略奪に悩まされることになります。(「敦化事件」)
他に落ちぶれた旧家で、病弱な長男の治療代を捻出しようとする母に「特殊看護婦になれば軍のお役に立てる」と騙され、従軍慰安婦として外地に売られた美貌の令嬢小枝子が舐めた辛酸(「兵隊女房」)、「パンパン(進駐軍相手の街娼)の子」といじめられる娘から見た母の犠牲的な愛情(「子供のためなら-『ヨイトマケの唄』より」)など、教科書では知りえない戦場の痛ましさと、戦中・終戦直後の女性であるがゆえの苦難を率直に描いた短編集は一見の価値ありです。

ひめゆりの歌が聞こえる~女の戦争哀史~ 漫画 感想・口コミ

太平洋末期の軍隊がどんなに悲惨な状況で戦っていたかを教えてくれる漫画です。終戦を迎えてからも略奪と辱めから逃れることができず、その後には生活苦が待っていて、当時の女性たちが味わった苦痛は測り知れないと思いました。

 

【 とても重い内容 】
戦時中にはこういう事もあったのですね。とんか事件は知っていましたが、戦争女房と言う事実は知りませんでした。戦時中は誰しもが余裕がなくて、特に戦地にいる兵隊さんたちは日々死の恐怖を持ちながら生きている…ここで描かれている女性はみんなとてもひどい扱いをされていますが、何が悪くて何が良いのか、そういう概念すら今の時代を生きている私には判断できないなと思いました。とんか事件の件については完全に怒りしかありませんが。こうした歴史があった事をもっと知らなければならないですね。

 

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